ムリョクノチカラ

ESSAYS

リソウトムリョクノチカラソシテイデア

ミンナ二デクノボウトヨバレ ホメラレモセズ クニモサレズ サウイウモノ二

ワタシハ ナリタイ

詩人、宮沢賢治の遺作「雨ニモマケズ」の一節だ。

雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ 欲ハナク

ケッシテイカラズ  イツモシズカ二ワラッテイル 

というような、ワタシにナリタイ・・・

雨ニモカテズ 風ニモカテズ、気候変動ヤ災害ニモカテヌ 丈夫ナカラダモ欲モナク

イカリモナク イツモシズカ二ワラッテイル

ああ、人間ってムリョクだと思う。

だけど、自然や恐竜に勝てないのは、重力によって人間のサイズは決められているし、人間の脳はコンピュータのメモリサイズに換算すると、1GBほどの情報しか入らない。

だけど、人間ってムリョクなくせに、宇宙旅行にだって行けてしまう。

ムリョクモチカラなの?

アラユルコトヲ ジブンヲカンジョウに入レズ二 ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ

架空の理想郷イーハトーブでも知られる彼の作品は、コトバノチカラ。

優しくあれ。人は誰しもみな、戦っているのだから。プラトンのコトバ。

「ワタシハナリタイ」

「        」