2024-08

STORIES

「わたし、イモムシじゃないから」星奈は、蝶に?

7月の雨が止むと、やがて初夏の風が吹く。木洩れ日から光が森に溢れ、精霊たちが踊り出す。
ESSAYS

見えない世界の旅 第5話

哲学が導きだす答えは、抽象的で独特の色合いがある。宗教には、説明のつかないわからない不条理がある。科学も、いつかAIアルゴリズムが解読できなくなる?
ESSAYS

見えない世界の旅 第4話

そこに「ある」という世界。
ESSAYS

見えない世界の旅 第3話

「海を見ていた午後」は、松任谷由美さんの楽曲タイトルです。その歌詞フレーズに「ソーダ水の中を貨物船がとおる」という表現があります。
NOVELS

JUST WAY YOU WERE

「あなたは誰?」絵梨子は、自画像に話しかける。絵梨子は、自分を写しとった絵の具が何色にも混ぜ合わさったパレットの上に、柘榴の果実のような赤色の絵の具を落とした。それから、イーゼルに立てかけた帆布に描いた自画像のくちびるの上に、自分の指先で彩...
ESSAYS

見えない世界の旅 第2話

予定調和は、かく語りき予定調和とは、神が定めた調和によって世界の秩序や平和が保たれることを哲学的には言います。つまり、神の筋書き通りに事は運ぶという意味合いで、一般的には、大方の予想通りサプライズのない結末ということになります。映画やドラマ...
ESSAYS

見えない世界の旅 第1話

ヒトは無意識にが95%太陽と月は、昼と夜を分ち、雲は雨を降らせる。風は種子を運び、星は人をつなげて行く。土の中でうごめく虫に星は映らないが、この星で生きている。見えるもの、見えないもの、遮るものはいろいろあるが、見えるものには形があって、見...
STORIES

ロックミュージックと彼女

波瑠のLOVE & PEACEストーリー明日のことを考えると嫌になるくせに、とりあえず希望は捨てない。人間の脳は生き延びるために進化、言い換えれば発達したのだから当然のことだ。波瑠に関して言えば明日は月曜日で憂鬱だけど、週末の来ない明日はな...